高校野球の地区予選を見に行った。
平凡といっては失礼だが
両校とも県大会にも出場してなかった学校だろう。
別にどちらを応援する訳ではない。
映画を見るような感覚で野球を見た。
フォーメーションや投手の配球を確認するにはネット裏がいい。
写真を撮るには右打者や本塁のクロスプレーがあるので1塁側がいい。
ゲームはまづは両校のシートノックを観察する。
それでおおまかなチーム力や野球のポリシーみたいなものを感じる。
シートノックをダラダラやられると萎える。
スタンドの応援を見るとその学校の野球部の位置づけなども推測できる。
期待はしていなかったがそのゲームは思わぬ打撃戦でシーソーゲーム。
流れがどっちに行くかで野球の神様が判定を下すのか?的面白さがあった。
練習時間はきっと1日3時間×週6日×1ケ月4週間×12ケ月×2.5年間
つまり約2160時間練習して
それでも相手とゲームをするんじゃなくて自分で崩れていく。
「克己」とは文字通り
総合力で勝るチームが負けた。
それが野球。
敗者はさぞかし悔しかっただろう。
父母会は大変であろう。
1塁側応援スタンドにいたので
アイスコーヒーは飲み放題、応援うちわももらった。
「え?私は関係者じゃないので・・」
「ぜひ、応援してくださいよ!」
「あっ・・はぃ」(小声)
知り合いに気づかれずによかった。
7回表の攻撃で上前津から緊急電話で呼び出し
あまりいい話ではなかった、
モデル「りお」さん