空腹の彼女には、まんじゅうを優先して渡していた。しかし最近、他でステーキを食べることを知った。うちでもメンチカツくらいは用意出来るけどそれは食べたくないようだった。
ある日、今月はまんじゅうはいらないと言ってきた。まんじゅうは他に欲しい子にあげたよ。と。
そしてステーキを食べに行った。
後にそれを知ったので、
え?もうまんじゅういらないの?と
聞いたらキレられた。
私は高級なものを優先するの。
まんじゅうは欲しい人がいるからあげたの。
まんじゅうが嫌いなわけではないけど、そんな事を言うならもう食べない。と
つまり、今月末で退職する。
軽い気持ちで聞いたのだが、なんか相当な嫌味にとられたみたいだ。
ステーキのお口直しにまんじゅうを食べてほしかったが仕方ない。
まんじゅうは欲しい子に渡して、余ったら食べてあげるわ的感じ。
もうステーキ一本で食べていく決心をしたのだろう。
また、自分の心ない一言が人を傷つけたみたいだ。女性は難しい。
常々、思う。女性は女性の記憶は上書きされる。以前も似たようなことがあったけど、過去のよかった記憶や信頼とはその一瞬で崩壊する。相当、嫌われてたことだろう。
何年かのちに笑って語り合える時が来るかもしれないし来ないかもしれない。
残念だが仕方ない。
とりあえず長年、当店を支えてくれた実績は助かった。感謝である。ありがとうと言いたい。
最後は笑顔で見送ろう。
そして彼女の抜ける穴は大きい。
しかし、幸い、いろんな人が助けてくれる。
悲観することはない。
最近、撮影モデルの「かな」さんが来てくれました。
なぜか?商品撮影だけはよろこんできてくれる。
制服は刈谷市雁け音中学制服
申し訳ございません。現在、毎年恒例の決算で多忙を極め
商品の更新が滞っております。