１２月前半（１）

「おっちゃん助けて薬もられる！」
突然、突拍子もないラインがキャストさんから送られてきた。

「え～～～～」

私「よくわからんけどすぐ行く！！位置情報を・・」
急いで犬山から名古屋方面に出発した。

彼女はまだ１８歳である。
進学の問題を控えて家庭不和で家を飛び出してきた。
そもそも偏差値５５くたいの進学校の卒業だから地頭（じあたま）はいいハズだが
夜のバイトを始めて、あまりよくない人たちとの交流も持ったんだろう。
結局。決死で逃げてくることができたようだ。
肝を冷やした。

時々、彼女に飯をおごった時には、「目標を見失わないで」とアドバイスをしたものだ。
その後の詳細はわかないが進路への目標のメドが立ったようだ。
最近、妙に明るくなったのがその証拠であろう。
謙虚でとてもいい子であった。

彼女は昨日の出勤で最後となった。
半年の短い勤務であったが感謝をしている。
「ありがとう」

新人ラッシュがあったが定着率は５０％くらい。
なんせ、もえなび経由の応募の子は「負のオーラ」もった子が多い。
また、新人が体験できた。
彼女は「プラスのオーラ」である。
国公立大でスポーツもできる。可愛い。いい子が来てくれた。

「もえ」さん

青春紀行昨日アップの聖霊高校。
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